値札・POP

パン屋のプライスカード(値札)の作り方|アレルギー表示の抜け漏れをなくす

2026年6月25日 ・ 現役のパン屋が書いています

パンのプライスカード(値札)、どうやって作っていますか。手書き、Word、Excel、お店独自のフォーマット——店ごとにバラバラで、しかも地味に手間がかかる仕事です。 そして、たった一つだけ絶対に間違えたくない項目があります。アレルギー表示です。

プライスカードに載せる項目

最低限は商品名価格。これに加えて、最近はアレルギー(特定原材料)消費期限・賞味期限の目安を載せる店が増えています。

とくにアレルギーは、お客様の安全に直結する情報。間違いや抜けは避けたい。なお、袋に入れて売る容器包装の商品は食品表示法でアレルゲン等の表示が必要です(対面のバラ売りは義務ではありませんが、表示する店が増えています。詳しくは パンの食品表示の記事 に)。

手書き・口頭指示の落とし穴は「アレルギーの抜け」

ここで質問です。値札を書く人に、どうやって指示していますか? 口頭で「これ書いといて」? 走り書きのメモ? ——この“元データ”が曖昧だと、書く人がどれだけ丁寧でも、ミスは構造的に起きます。

いちばん怖いのが、仕込み品の中のアレルギーです。たとえばクリームパンなら、生地の小麦だけでなく、カスタードに入っている卵・乳まで書かないといけない。でも口頭やメモだと、「カスタード」とだけ伝わって、その中身の卵・乳が抜ける。書く人は、元の材料まで知らないので気づけません。

ミスは人ではなく仕組みの問題 アレルギーの抜けは、書く人の不注意というより、正確な元データが渡っていないから起きます。逆に言えば、正しい“たたき台”さえあれば、誰が書いても抜けません

原価のデータから、そのまま値札ができる

ここがベーカリーノートプロのプライスカードの強みです。原価計算のために入れた商品データから、値札を生成します。商品名・価格に加えて、アレルギーと消費期限が自動で載る。二度手間がありません。

手書きで一番抜けやすい「仕込み品の中のアレルギー」を、データが自動で拾う。これが、口頭やメモの指示と決定的に違うところです。

印刷もできるし、手書きの“たたき台”にもなる

作った値札は、そのまま印刷できます。フォント・背景色・背景画像・価格の色・文字サイズを選び、4面・6面・8面のレイアウトでA4などに並べて、印刷・PDF保存(印刷はStartプラン以上の機能)。

そして——お店独自のフォーマットがある、手書きでやっている。そんなお店にも価値があります。BNPで生成した値札を「たたき台」=書き手に渡す正確な元データとして使えばいい。口頭やバラバラなメモではなく、商品名・価格・アレルギー・期限がそろった形式で渡せば、書く人はスムーズに、そして抜け漏れなく書けます。清書は手書きでも、元が正確なら安心です。

値札づくりを、BNPの商品データから

ベーカリーノートプロのプライスカード機能は、原価計算で入れた商品データから、商品名・価格・アレルギー・消費期限を載せた値札を生成。アレルギーは生地・仕込み品・具材の全材料から自動集約されるので、手書きで忘れがちな抜け漏れが起きません。フォント・背景・4/6/8面で印刷・PDF保存もできます(印刷はStartプラン以上)。手書き派・独自フォーマット派の店も、書き手に渡す“正確なたたき台”として使えます。

よくある質問

プライスカードには何を書く?

基本は商品名と価格。加えてアレルギー(特定原材料)と、消費期限・賞味期限の目安を載せる店が増えています。とくにアレルギーは安全に直結するので、間違い・抜けを避けたい項目です。

対面販売のパンにアレルギー表示は必要?

容器包装して売る加工食品は食品表示法で表示が必要です。店頭のバラ売り(対面)は法律上の義務ではありませんが、トラブル防止と信頼のために表示する店が増えています。

手書きの値札でもいい?

問題ありません。大切なのは情報の正確さ。とくにアレルギーは仕込み品の中の卵・乳まで含める必要があり、正確なたたき台を用意してから書くとミスが減ります。

まとめ